【プロ無職】新型コロナとお金について調べてみた【5日目】

無職日記

どうにかしてもっとお金貰えないかなぁ、と

2021年1月10日、300日あった失業給付の期間が切れました。今日は1月14日です。

マジで貰いきってしまった…。申し訳ないとは思わないまでも、本当にありがたい話です。私は皆さんの払った税金で生きていました。よく、「あなたも以前までこういう時のために税金払ってきたんだから良いんだよ」と言ってくれる人もいて、それもその通りだなと思うんですが、「年収〇〇〇万円以下は払った税金よりその再分配の恩恵の方が多い!」という説もありそれも、まぁそうかもな、と思います。いずれにせよ、世の中は助け合いであるべきです。私はまだ恵まれている方だと自分では思っておりますので、なんとか再びお金を稼げるようになって少しでも社会に貢献していきたいなと思う次第であります。

で、そんなことを言いつつここからはまた、もう少し社会からお金を貰えないかなぁ、という話になってしまうんですけど。石を投げないでください。

新型コロナに関わる支援金にはざっくり、個人向け事業者向け貸付金給付金とがあるのですが、今回は個人向けの、返さなくていいお金である給付金にターゲットを絞って書いていきたいと思います。いくら貰えるかなー?

失業給付の延長は出来る?

しつこいですが私は無職です。そして求職中の身であります。

しかし新型コロナ感染拡大の情勢下、やはり企業の求人はかなり減っている模様です。私は新型コロナが始まってからの求職活動スタートだったので実のところよくわかりませんが。

そんな情勢に伴い、「就職したくてもできない!」という人が多いのか、失業給付期間延長の制度が出来ました。それがこちら!➡ 厚労省:新型コロナウイルス感染症等の影響に対応した給付日数の延長に関する特例について

リンク先を読んでいただくのが一番良いんですが、なんかお題目からして長すぎて読む気が失せた、という人のためにまとめます。

給付延長を受けられる人

まず、

【大前提1】元の失業給付期間が2020年6月12日以降に終わる
【大前提2】失業給付期間中、何の問題も起こさず求職活動していた人
【大前提3】就職困難者と認定されていない人
【大前提4】この特例延長をまだ受けていない人

以上の4つすべてに当てはまることが必要です。大丈夫でしょうか? では次行きます! ちなみに私はここで脱落です!

続けまーす。上記の大前提4つすべてに当てはまった失業給付受給者の中で、

2020年4月7日以前に離職した すべての受給者は延長可

2020年4月8日~5月25日に離職した人で、以下の①②どちらかに当てはまれば可
 ① 会社都合で退職 or 雇止め
 ② 転居や結婚などが理由での自己都合退職

新型コロナが理由での会社都合退職 or 雇止め なら誰でも可

※なお、緊急事態宣言が発令された自治体にお住まいの方は、対象時期が上記それぞれに加え9ヶ月広くなっています。

以上!

やっぱこれ↓の方が見やすいわ
厚労省:新型コロナウイルス感染症等の影響に対応した給付日数の延長に関する特例について

他にも、新型コロナが理由なら自己都合でも『特定理由離職者』となり3ヶ月の制限期間を待たずに失業手当の受給が出来たり、子どもの養育などの理由でも失業手当の期間延長ができたりするみたいです。


ちなみに私は、【大前提3】で落ちました。
うつでの退職が認められた人は当初から受給期間が長いためです! ありがとうございました!

住宅確保給付金だ!

気を取り直していきましょう。

Yahooくらし - 新型コロナ 対策支援制度まとめによると、他に個人向けの給付金で私が貰えそうなやつはこれぐらいでした。

住宅確保給付金
家賃補助を3ヶ月~9ヶ月ほど出してもらえる制度です。

支給対象者:下記2つのどちらかに当てはまる人
・離職(廃業)から2年以内の人
・もしくは会社に休業を命じられたりして収入が失業状態並の人

支給条件:下記全てを満たす人
世帯収入が少ない(直近の月の世帯収入合計額が、市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12と、家賃(但し、上限あり)の合計額を超えていないこと)
世帯貯金が少ない(現在の世帯の預貯金合計額が、各市町村で定める額(基準額の6月分。ただし、100万円を超えない額)を超えていないこと)
誠実かつ熱心な求職活動をすること(ハローワークへの求職申込、職業相談(月2回)・企業への応募、面接(週1回))

支給額
・世帯収入、住所、世帯人数で変わる。
 全額は出ないと思う。半額ぐらいだと思っておけばいいかも?

小さい字でごにょごにょ書いてあるところは読まなくても大丈夫なところです。非常に細かくて複雑で算出しづらい条件・・・。必要があると思ったときに読む or 最初から役所の人に聞きましょう。一応、以下に東京都港区岡山市の例を載せておきます。

画像:港区の場合の上限額
画像:岡山市の場合

ウチは、貯金額的に対象外でした。
まぁ、貯金がなくなってきたら使える制度だと思います。知っておいて損にはならない。

【ここだけでも読んで】インターネットのパワー

というわけで今回調べた限り、貰えるお金はなさそう、という結果でした。
しかし“貰えるお金”はなくても、『緊急小口資金』などの”貸してもらえるお金”や、社会保険料や公共料金など”減免・猶予される税金”はある模様なので、知ることができてよかったと思います。

そう、私は知らなかったのだ。こんなに助成・支援の策がたくさんあるということを。

10万円の一律給付や、アベノマスクだけではなかった。
例えば今回取り上げた失業給付延長の制度を利用して支給日数が60日延びた人がいたとしたら、その人の前年の所得などにもよりますが、受け取る総額は30万円ほど多くなる可能性があります。岡山市の二人世帯が住宅確保給付金の上限額を9ヶ月受け取れたら、合計で39万6千円です。

「こんなことを何故誰も教えてくれないのだろう?」と思うかもしれません。それは行政のせいかもしれないし、マスメディアのせいかもしれない。わかりませんが、ここで断定できることがあるとすれば、「私が知らなかったのは〇〇が悪い!」と誰かのせいにして不平を漏らしたとしてもお金は入ってこないし、困窮した生活が楽になることはない、ということです。

あと、もしもインターネットがなかったら、と思ったらぞっとしますね。

この情勢下で、30万円あるいはそれ以上の公的支援を受けられる人と、
同じぐらいの困窮した生活を送っているのに支援を受け取れない人。

その差を分けるのは、おそらく頭の良さの違いとかではなく、何か特別な能力の差でもなく、本当にただ単純に知っているか/知らないかの差、それだけだと思います。情報は力、とはよく聞く言葉ですが、ガチのパワーなんだなと思いました。マジで。古き言い伝えはまことじゃった・・・と視力のない目を見開いて感涙するレベルで実感しました。その蒙を開いてくれる力としてのインターネット、神。まったく人を殺したり生かしたりが自在だな。私もSNSの親切なフォロワーさんから お役立ち情報 for 無職 を貰ったのが、今回公的扶助について調べ始めたきっかけでした。それはたまさかの僥倖であり、誰のせいでもなく、私も確かに盲目だったのです。

そしていざネットを開いてみれば、すごくよくまとまった情報が載っています。それを見てみたら、行政も立法もよくやっているなと(私は)思うし、難しい文言をかみ砕いて説明してくれている一般のサイトもあります。文字情報以外でもYouTubeなど、ヴィジュアルや音声情報で伝えてくれるメディアもあります。

厚労省:生活を支えるための支援のご案内

内閣官房新型コロナ対策支援推進室

Yahooくらし - 新型コロナ 対策支援制度まとめ

これらのサイトはほんの一例ですが、見やすく、有用です。特に困っていなくてもちょっと覗いてみるといいかもです。


いやー、マジでインターネットあって、良かったーーーー。という結論です。
(きっとこういうインフラを利用するために税金を払ってきたのでもあるのですわ。)

 

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